パーツフイーダーのメンテナンス

@ パーツフイーダー本体とボウルの各部のネジのまし締め、ひんぱんに緩むようであれば、アルコール等で脱脂後,ネジの頭に瞬間接着剤を付けておく。 (瞬間接着剤はひねる力に弱いので、取れなくなる事はないと思います、ネジと母材の材質を考えて使用して下さい。)
A 板バネやボウル取り付けネジをまし締めした事によって、振動の状態が変わった時には、インバータータイプのコントローラーの場合は再調整して下さい。(多くの場合FREQと書かれたボリュームがあります)
B FREQボリュームがない場合でも、サブボリュームがある場合がありますので、説明書を読んで下さい
☆ボリュームの範囲内でよい振動を得られない場合は、バネ調整を行います。  板バネやボウル取り付けネジをまし締めした事によって、振動が変化したのは、強度が増した事によって、共振点が変わったからです。
普通は、板バネが多くなった状態になる筈です。

コントローラーのボリュームの設定をします
コントローラーのボリュームの設定  ・・・で3になるか8になるか確かめて下さい。

マグネットの打音がする場合は、ボリュームをさげて下さい、それでもする場合は、マグネットと可動フレームとのクリアランスを確認して下さい。
全波タイプで0.5〜0.8o、半波タイプで0.8〜1.2oが目安です、必ず電流値を計ってくださいマグネットやコントローラーが焼損する事があります。

板バネを足したほうが良いのか、引いたほうが良いのかの判断をするためにパーツフイーダーにカバーがある場合はカバーを外します。
カバーを外して振動がよくなれば、板バネが足りません、カバーがなくとも問題のない作業環境であれば、カバーがなくとも良いと思います。

カバーを外して振動がよくなるが、もっとよくしたい場合、板バネを足すしかありませんので板バネを手に入れて下さい。
基本的には、対角線に板バネを入れて下さい。

カバーを外して振動が悪くなれば、板バネが多い状態です、板バネを抜いて下さい。

板バネを入れる場合も抜く場合も、基本的には対角線に行いますが、4ヶ所板バネがあれば最低2枚、触る事になります。(3ヶ所の場合は1枚)
それでは振動の変化が大きすぎる場合は、1ヶ所で行うわけですがその場合ボウルのバランスが変わってしまいます。
場所の特定をするためには、1ヶ所ずつ板バネの取り付けネジを緩めます。
緩めたときにパーツフイーダーがトラブルなく振動するところを見つけます、板バネを引く場合はその場所の板バネを引きますが、足す場合は、対角線側に足します。

本体にカバーがない場合は、板バネの取り付けネジを緩めて、振動がよくなれば板バネが多い状態です。
振動が悪くなれば板バネが足りません。

パーツフイーダーのトラブルが増えたときには、1ヶ所ずつ場所を変えて様子を見て下さい。
ボウルの作りを含めた、設置環境でものすごく難しい場合があります。
A ボウル内の洗浄。
ウレタンコーティングやステンレスの磨き仕上げの場合、ゴミを取った後、アルコールで拭いて下さい。