パーツフィーダー修復・修正・改造・修理

磨り減ったボウルの修正・修理・磨耗対策

SUS304ワイヤーを溶接する 長年使用して、ボウルの中がワークの形状に磨り減っています。

磨り減った部分でワークが詰まるので供給能力が下がるのと、ワークのロット管理が出来ません。

放置すればボウルに穴が開き、再製作になりますので、早い目の処置が大事です。

磨り減った部分に、ステンレスのワイヤーをTIG(アルゴン)溶接で盛り上げていきます。
TUG溶接(アルゴン)で盛り上げる こうやって、いったん溶接でステンレスを盛り上げて
ステンレスをサンダーなどで削り平面を出す サンダーなどで平面まで削りだします。
窒化処理など表面硬化処理を施す 最後にステンレスの表面を硬化処理し、耐摩耗性をアップします。

表面硬化処理は、ステンレスと鉄の混在の場合はできません。
鉄が溶けてしまいます。